学校日記

7/8 正確に、丁寧に 3年生

公開日
2025/07/08
更新日
2025/07/08

できごと

3年生の算数「表とグラフ」の学習もそろそろまとめに入っています。この日は、たくさん問題を解いていました。


表やグラフを作成するときには、正確さが求められます。まずは、初めの写真にあるような図の中の物を数えて表にするときに、数えたものを確実に消して二重に数えないように気を付けなくてはいけません。ここでのミスが結構でます。ついついまとめて数えたくなりますが、1つ1つ消しては数えてやっていくのが一番確実です。小学校の学習ではそこまでスピードを求められることはないので、いかに丁寧に取り組むかが大事です。ここはよく「正」の字で数えてから数字にします。それを表に数字で入れたときに、合計がきちんと合っているか確かめるだけでもミスは防ぐことができます。続いて、票の数字をグラフへ。縦軸横軸に目をやりながら、目盛りを正確に読みグラフを描いていきます。


内容的にはそこまで難しくないだけに、丁寧に、正確に進めることが大切です。小学生はついつい早く終わらせようとしてしまうことがありますが、まずは丁寧に取り組むこと、そして必ず見直しをすることを習慣にしてほしいと思っています。人間がすることには、ちょっとしたことでミスは起こるということをよく心に留めておくことと、だからこそ途中を丁寧に進めること、更に間違いがないか確認をすることです。丁寧さというのは、一種の才能だと思いますが、心がけ次第で誰もが発揮できる力だとも思います。


経験しているからこそ、子どもたちにも伝えていきたいと思いますが、なかなか伝わらないものです。いろいろなところで伝えていきましょう。