学校日記

7/16 ザクザク 3年生

公開日
2025/07/16
更新日
2025/07/16

できごと

3年生の図工「のこぎりザクザク つないでつけて」です。のこぎりを使って木を切り、切ったパーツを「つないで」「つけて」作品にします。


まずは、木を切ります。これまではさみやカッターといった刃物で何かを切る経験をしている子どもたち、もしかしたらお家で包丁も使ったことがあるかもしれませんが、のこぎりは少し勝手が違います。ノコギリの刃はギザギザですが、斜めになっているので、ずっと切れているわけではなく、引くときだけに切れるようになっています。子どもたちは、ついつい力が入って押すときに刃が食い込んで動かなくなったりしがちですが、押すときには力を抜くのがポイントです。よくのこぎりで切る音を「ギコギコ」と言いますが、それだと押すときにも切れている感じがして少しノコギリの性質と合っていないような気がしていました。今回はタイトル(教科書も)が「ザクザク」です・・・ううん、これはこれで・・・。両面に刃が付いているのこぎりは、木目の向きによって「縦引き」「横引き」で使い分けますが、今回は、片側のみに刃のある片刃鋸を使っています。


今回は、机に付いている万力などを使って木を固定し、切っていました。図工室の四角い木のいすは、実はいろいろと仕掛けがあって、のこぎりで木を切る時などに便利です。4年生になったら使うと思います。


まずはどんどん切っていき、できたパーツからどんな形に組み立てていくかを考えていくようですが、切れた部品の形のイメージをもって切っている子もいるかもしれません。ねらってやるのもよし、偶然できる組み合わせを活かすのもよしです。


切ったパーツは丁寧に紙やすりで磨いていました。切れた端の方はささくれていたりして危ないです。しっかりやすりをかけて滑らかにしていきます。紙やすりは、手に持ったやすりを動かすのもいいですが、大きいパーツだとやすりを固定して木を動かしてやすりをかける方がいい場合があります。材料の大きさや質によって使い分けですね。


形にするところまでは見られませんでしたが、メインは切るところだと思います。新しい道具の使い方をマスターした3年生、レべルアップです。


チャラララッチャッチャッチャーン

(久しぶりのレベルアップ音、今年度2度目)


しっかり聞こえましたよ、3年生のレベルが上がる音が。今年度おそらく「くぎ打ち」も行うと思います。もう1つレベルアップですね。