学校日記

9/8 体験 1年生(すまいるルーム)

公開日
2025/09/08
更新日
2025/09/08

できごと

2学期の初め、1年生を対象とした、特別支援教室すまいるルームの理解授業が行われています。1学期には、3年生を対象に行っていました。


3年生は、教室で行っていましたが、1年生はすまいるルームで行います。まずは、すまいるルームがどんなところか、どんな先生がいるのか紹介があります。教室や校内で見かけたあの先生はすまいるルームの先生だったんだ!などと驚きもあったかもしれません。


お話ばかり聞いていても、1年生も飽きてしまいます。次は早速すまいるルームで行っている学習を体験してもらうコーナーでした。まずは、様々な感覚を鍛える活動、まずは「目」です。「ロケットと月」という活動でした。目の動きを鍛えます。例えば「読む」ことが苦手な場合、「読む」力そのものが足りていないこともあれば、「目」の動きに苦手さがあることもあります。特別支援教室では、様々な角度から子どもに向き合い、1人1人の子どもの苦手を克服したり、得意を伸ばしたりするお手伝いをしています。


続いて、「耳」を鍛える活動として「ステレオクイズ」に取り組みました。複数の人から同時に発せられた言葉を聞き分けます。御存じの方も多いと思います。それから、続けてもう1つ「耳」を鍛える活動「せんちょうさんのおねがい」という活動です。命令ゲーム、英語の「Simon says」などと同じく、あるワード(今回は「せんちょうさんのおねがいです。」)を言われた後の行動は言われたように従い、そのワードがない場合は従わない、というゲームです。ルールを説明した後、


「では始めますので、立ってください!」


と言われて立ってしまう(初めのワードがないので立ってはいけない)のが定番のトラップですが、引っかかっていませんでした。耳でしっかり聞く力、それから集中力もでしょうか、すばらしいです。



どれもゲーム感覚で取り組みながら、感覚を鍛えることができるように仕掛けがあります。今回の授業で、1年生もすまいるルームがどんなところか分かってくれていたら嬉しいです。


本校は、特別支援教室すまいるルームの拠点校です。指導内容についての御質問や入級についてのお話など、いつでも御相談ください。