６年生の道徳の授業です。教材を通して、「６年生の責任」について考えていました。

・清掃の後、ほうきやぞうきんがきちんとしまわれていないのを６年生が見回って片付けてはどうかと提案する「ぼく」

・美化委員会の仕事だから委員会に任せるべき、委員会があたえられた仕事をしっかりやることが６年生の責任だという「山本さん」

・どちらにも反対。６年生が卒業した後に元に戻ってしまうのではないか、という「横山さん」

６年生にも、下級生にも望ましい状態にするためにどうすればよいか、これらの意見を基に話し合いで意見を出し合っていました。６年生の責任を果たすには・・・

これが正解という答えはありません。どれも間違っていませんが、それぞれの意見に対する考えがたくさん出されることで、それぞれの立場の気持ちも見えてきます。この過程で、それを知ることができるのが大切です。今回は話の中で出てきた意見を基にした話し合いですが、内容的には現実でも出てきそうなものだったため、子どもたちも本当に自分たちのことのようなそれぞれの立場からの意見を出して考えていました。普段から真剣に６年生としての責任を果たそうとがんばってくれている６年生だからこそ、より真剣な話し合いになっているのだなと思いました。

責任を果たすこと

ううん、いろいろな場面にも置き換えらますし、大人にとっても・・・考えさせられる問題でした。