9/24 0を消す 4年生
- 公開日
- 2025/09/24
- 更新日
- 2025/09/24
できごと
+4
4年生のわり算の筆算の学習が続いています。この日は、
24000÷500
という計算について考えていました。そのまま計算していってもいいんですが、「0を消す」という意見が出てそれについてみんなで考えていました。そのままやると、
2の中に500は入らない
24の中に500入らない
240の中に500入らない
2400の中に・・・入る!ということで、10の位の商に「4」を立てて500×4で2000、2400−2000で400、0を下ろして4000÷500で8、1の位の商に「8」を立てて、4000−4000で0(あまりなし)で商は48となります。
ではわる数とわられる数の0を2つずつ消して計算していくと、240÷5となり、
2の中に5は入らな・・・
と同じように計算していくと商は48(であまりなし)、という結果が出て、「0を消しても商は変わらない」ということが確認できました。わり算で数字の後ろに0があるときは、(同じ数だけ)0を消してもよい、と分かりました。めでたし、めでたし・・・ではありません。では「0を消す」とは何をしているのでしょう。これを知るのが大切です。「0を消す」ということは、1つなら10、2つなら100で割っているということです。割るということはそれがいくつ分かを出したもの、今回で言えば100で割ってそれぞれの数が「100が何個分か」に変換したということです。だから0を消しても、「商」が変わらないわけです。「100のまとまり」で考えたわけです。1年生の頃から繰り返し経験してきたこの「まとまり」という考え方、算数ではとても大切な考え方です。
「商」が変わらない、と強調したとおり、この後出てくる問題では、この点が大事になってきます。商以外にわり算で答えとして出てくるものは・・・そう、○○○ですね。この日の学習をしっかりやっているからこそ、そこについても納得して進んでいけることでしょう。