学校日記

10/10 安全に彫る 4年生

公開日
2025/10/10
更新日
2025/10/11

できごと

4年生の図工「ほって表す、わたしのすきな板」です。初めて使う彫刻刀を安全に、そして種類を使い分けて使えるようになるのが目標です。


好きな文字を一文字選びます。ホワイトボードに例として示されていたのは、「ひまわり」の「ひ」一文字です。そしてその文字を装飾するように、ひまわりのデザインがされています。イメージをつかみやすいですね。


名前の一文字を使ったり、好きなものの一文字を取ってその好きなものをデザインに入れたりしています。先に入れる絵やデザインのイメージからそのもの、そしてその中の一文字を決めた子もいるかもしれません。


彫刻刀の使い方、見ていただくと分かると思いますが、わりと安心して見られると思います。以前は、彫る先に手を置かないことなどを指導しても、どうしてもどこかでけがが起こることがありましたが、現在は写真のように利き手ではない方の手に「軍手や手袋を付け」、できるだけ「両手で彫刻刀を持つ」ことで、物理的に切れるところに手が行かないようにしています。また板を押さえるためにどうしても軍手の手を彫刻刀から離さねばならず、うっかり前に置いてしまうという状況でも軍手や手袋をしていることでけがをしにくいようにしています。ただ軍手をしていても強く当たればもちろんけがはしますので、安全に作業ができるように安全面の指導は作業中も徹底して行っています。


子どもたちはまだ彫刻刀に完全には慣れておらず、初めて扱う刃物を恐る恐る扱っている様子でした。「怖い」という気持ち、それだけ慎重に取り組めると思うので、いいと思います。最後まで、けがなく安全に・・・。



さて、これは版画なので、紙に刷るために文字は反転させて作られています。トレーシングペーパーを使って反転した文字を書いていました。


9枚目は「休」という文字で、「木」の上に、「家と〇」、「学校と×」がデザインされています。それぞれのデザイン、そしてそれぞれの工夫がおもしろいです。