学校日記

10/30 体験の意味 5年生

公開日
2025/10/30
更新日
2025/10/30

できごと

5年生が高齢者疑似体験をしています。地域の高齢者向け介護施設の見学をさせていただき、その後の活動や交流について考えていた5年生ですが、いろいろ考えていくうちにいろいろなアイデアは出るのですが、相手のことを知らないとどれにすればよいか、どんなことが無理なく、喜んでいただけるのかが分からないという考えに至りました。そこで急遽、世田谷区社会福祉協議会様に協力をいただき、今回の体験のための道具を貸していただいたのです。


体の重さ、関節の動かしづらさ、目の見えにくさ、耳の聞こえづらさなど、様々な状況を体験し、これから交流しようとする方たちのことを少しでも知る機会になりました。それを知った上で、再度考えていきます。


よく、体験を「目的」とした「体験のための体験」がありますが、今回は交流に向けての活動を考えていく中で子どもたちから出てきた意見を基に、「手段」として取り入れられた体験なのです。


相手のことをしり、相手のために何ができるかを考える


そんな自然な流れの中で出てきた体験です。ここを経て、どんな活動につながっていくのか、楽しみです。