11/14 てこ 6年生
- 公開日
- 2025/11/14
- 更新日
- 2025/11/14
できごと
+7
6年生が理科で「てこ」の学習、実験を行っていました。
棒で支点をはさんで吊り下げた4L分のペットボトルを持ち上げて、手にかかる重さを確かめています。てこでは、「支点」「力点」「作用点」の3つの点があり、それぞれの位置を変えることでその力のかかり具合が変わってきます。色々試していくと、これをこうするとこうなるということが分かってきます。ここで大切なのでは、変えるところと変えないところを明確にすることです。これは実験の基本ですが、6年生にとっては当たり前の感覚として身に付いているなと思いました。これまで理科の実験で「変える条件」「変えない条件」ということを意識して学習してきた成果ですね。
ということで、一番楽に持ち上げられるてこの状態として、「支点と作用点が近く、力点が遠い」というところにたどり着きます。最後の写真、4Lのペットボトルを人差し指1本で、それもそれほど力を入れずに持ち上げることができていました。
てこは普段何気なく使っている道具にもたくさん使われたり、応用されたりしています。単純なてこでは、「支点」を真ん中に「力点」と「作用点」がありますが、3つの点の配置が変わってくるものもあります。ぜひ日常にも目を向けて学びを深めてほしいと思います。
途中、瞬間的な姿ですが、棒を孫悟空のように小脇に抱える姿や衛兵のように地面に棒を立てて立っている姿にくすっとしました。