11/20 九九&三 2年生
- 公開日
- 2025/11/20
- 更新日
- 2025/11/21
できごと
+5
2年生の九九の学習です。このクラスでは、8の段と9の段が終わったようで、8の段、9の段の「問題づくり」をしていました。この問題づくりというのはとても大切なものです。計算ができるだけでは、問題は作れないからです。この日は、
8×9のもんだいを作りましょう
9×8のもんだいを作りましょう
という2つの問題づくりが並んだプリントを使っていました。しっかり意味を考えながら問題を作っていかないと、8×9のはずが9×8の問題になってしまったり、その逆になったりしてしまいます。
同じじゃないの?
違うんです。式は意味を表しています。計算上、答えは同じになりますが、その意味をしっかりと理解して問題を捉えていけるよう、丁寧に指導を続けています。
先日お伝えした記事で間違いがありました。「1の段を途中にはさみ」と書いた記事がありました(修正済)が、1の段は特殊なので最後に出てくるようです。いんいちがいち、いんにがに、いんさんがさん・・・単純なようですが、子どもにとっては意外に言いにくく、そんなこともあって最後になっているようです。
もう1つ、日本語で「筆」を使う体験をしているところに出会いました。書写では、毛筆は3年生からですが、日本の伝統的な筆記用具としての「筆」を体験します。使っているのは、墨ではなく、水を付けて書くと黒く書ける水書板(紙)です。しばらくすると消えてまた書けます。ただ書くと、
すーっ
と細い線になってしまいます。太く描くためのコツを習っていました。3年生で書写に取り組むときまで、この感覚を覚えておいてほしいと思います。