５年生の算数は、「単位量当たりの数」の学習に入っていました。ここちょっとひっかかりやすいところです。そもそも名前が難しい・・・でもそのままなので仕方ありません。

初めの授業で、どのクッキーを買うか、を考えていました。

１０枚２００円のクッキー

１０枚１８０円のクッキー

クッキーは同じものです。これなら安い１０枚１８０円のクッキーを買いますね。次に出てきたのが、

１００枚１６００円のクッキー

です。ん？お得なのはどちらでしょう。こうなってくると計算が必要になってきます。どこかに同じ条件を作らないと比べることができないからです。

同じように、うさぎ小屋の込み具合の問題が出てきました。こちらも、同じ条件がどこかにあれば比べられますが、そうでなければ、同じ条件を作る必要があります。

「１羽（教科書では「ひき」）あたりの面積」か、「同じ面積当たりの羽数」か・・・

そんな風に考えて、計算をしますが、この学習の難しいところは、計算をした後にあります。何で比べるかによって、値段で言えば、大きい数値が安い場合と小さい数値が安い場合があるのです。そこからは国語の問題になっていきます。ちょっと今回の具体例では分かりづらいかもしれませんので、どこかこの先でまた紹介したいと思います。

単位量当たりの数

何か別の良い言い方はないでしょうか。