12/8 白馬 4年生
- 公開日
- 2025/12/08
- 更新日
- 2025/12/08
できごと
+6
4年生の書写、毛筆「白馬」です。
「白」「馬」ともに難しい字です。「白」は単純なようですが、「日」の部分は少し斜めにすることや、線の重なりを意識することが必要です。あまりきっちり書いてしまうと逆にバランスが悪くなるので、どこまで崩すかが重要です。「馬」は縦画横画の重なるところが縦長にならないように、横画を少し細く書く必要があります。そして下の部を大きく、そして少し後ろに突き出したように書きます。ここが一番難しいですね。ちょっと「キャイーン!」みたいな感じ(伝わるか・・・?)で右に突き出しています。最後の4つの点「れっか(れんが)」もよく見ると1つずつに違いがあって、筆の入りが難しいです。
ずいぶんたくさんの難しいを並べてしましたが、その難しい点に気を付けながらお手本をよく見て、しっかり真似て書いていました。「真似ぶ」は「学ぶ」。まずはしっかりと正しい形を、正しい筆遣いで真似ていくことが大切です。習字の筆遣いや少し字を崩す感じは、絵絵鉛筆で字を書くときにも生きてきます。いや、意識して生かしてほしいと思います。9月以来の4年生の書写の授業の御紹介でした。
ところで、この字の読み方は、「はくば?」「しろうま?」・・・「はくば」だそうです。普通に読めば「はくば」ですが、最近、某小説(ドラマ化中)で「ばぬし」ではなく、「うまぬし」というのを見て、もしかして「しろうま」かも、といままでにない疑問が生まれました。ちなみに、長野県の有名な地名で「白馬」というところがありますが、一般的には「はくば」と読むと思うのですが、実は、登山家の間では「しろうま」が一般的なのだそうです。「白馬村」は「はくばむら」ですが、「白馬岳」は「しろうまだけ」と読むからです。そもそも、「白馬岳」は、雪が消えた山肌に「黒い」馬の姿が現れた事から付けられた山の名前だそうで・・・黒馬だった可能性もあったんでしょうか・・・以上、余談でした。