12/4 避難所体験 4年生
- 公開日
- 2025/12/04
- 更新日
- 2025/12/04
できごと
+7
学校公開期間中の4年生の避難所体験の学習です。用賀町会の避難所運営委員の皆さんに御協力いただき、京西小学校が避難所として使われたときに、どんな活動をしているのかを体験させていただきました。
今回は、避難所倉庫の中を見せていただき、中にどんなものがあり、どんな風に使うのかを教えていただきました。倉庫に入っている水はみんなが飲むための水ではなく、赤ちゃん用のミルクを作ったり、アルファ米を作るためにあることなどを聞いて驚いていました。個々にはどんな準備をすればよいのかも分かってきます。他にもいろいろと興味深いものがたくさんあることを知り、しきりにメモをしていました。
それから、災害用トイレも実際に設置して体験させていただきました。まず水は井戸の水を使います。レバーを設置して水を引く体験もしました。上手くできていて、意外に軽く水を出すことができ、自分も役に立つことができる実感ももつことができたかもしれません。設置したトイレにも座ってみました。座った感覚は、いつものトイレと同じ、だったようです。屋外にテントなので、夏は暑く、冬は寒いと思いますが・・・その辺りは、実際に経験してみると分かることかもしれません。災害用のトイレは管を通って流したものを一旦溜め、扉を持ち上げることで下水に流す仕組みになっています。この扉がとても重たいのですが、2人がかりで持ち上げる体験もしました。緊急時ならではの対応に、またメモメモです。
そのほかにも、避難所が開設された際の実際や気を付けること、それぞれの家庭で準備してもらいたいことなどのお話を聞くことができました。社会科で災害についての学習をしている4年生、より災害時の対応にも興味をもって学習できたと思います。12月には、災害時伝言ダイヤルの体験も行う予定です。
避難所訓練も行われていますので、機会がありましたらぜひ一度御家族で御参加ください。