学校日記

5/29 ソラガキ 4年生

公開日
2024/05/29
更新日
2024/05/29

できごと

4年生が新出漢字の学習をしていました。

読み方や用例を繰り返し声に出して読み、前に出した手で空にその字を書く練習をしています。新出漢字や平仮名など、文字の学習や練習をするときに、手や指で書く練習をします。これは、「空書」(くうしょ)とか「空書き」(そらがき)と言われます。書き順を確認したり、とめ・はね・はらいなどの字形を確認するために行い、全員で一斉に書いたり、一人ずつ個人で〇回書く、という風に練習します。

新しく習った字を鉛筆で書くということは、実は子どもにとって難易度が高いのです。まずは書き順、字形のみにポイントを絞って覚えるために、指で文字を書く「空書き」がよく使われます。

大人も、文字を思い出すときに、空に指で字を書くことがありませんか。これは、覚える文字数の多い漢字文化圏に限られる習慣のようです。

話が逸れました・・・その後、漢字ドリルを「なぞり」(薄く書かれていたり、途中まで書かれている文字をなぞる)から練習をしていました。

空書きは、新出漢字を習うときにも使いますが、すでに習った字を覚えるのにも効果的です。鉛筆で書くよりも、早く文字を書くことができ、漢字テスト直前の復習などでも有効です。「手の記憶」(実際は、手を動かした記憶が脳で記憶されているのだと思いますが)みたいなものがあるように思います。

夏の岩ガキもいいですが・・・「空書き」おすすめです。