9/19 「もふもふ」からの・・・ 1年生
- 公開日
- 2024/09/19
- 更新日
- 2024/09/19
できごと
先日の1年生の生活科の学習でうさぎを観察したり、触ったりしている様子です。
うさぎを恐がらせないように、静かにゆっくり近付いて、そっと優しく触っていました。この日は触るところまでで「抱っこ」はなし。大人しいうさぎの穏やかな感じに、1年生の心まで穏やかになっているようでした。次の機会が楽しみですね。
さて、うさぎや猫などのやわらかい毛がふわふわしている様子を表すのに、
「もふもふ」
という言葉が最近よく使われます。昨日の新聞の社会面に「もふもふ」という言葉が載っていました。「見出し」にもなっています。何の記事だったかというと、文化庁が行う「国語世論調査」の結果に関する記事です。「新しい擬態語」で、「動物などがふんわりとやわらかそう」を意味する言葉として「もふもふ」を使う人が52.6%、他人が使うことを「気にならない」と答えた割合は8割を超えるとの結果でした。新しい言葉として世間に認知されたということだと思います。「言葉は生きている。」と言われますし、時代とともに変化もしていくものです。元の意味から少し変化しながら使われている(認識されている)言葉についても調査の結果が出ていました。興味ある方は記事や文化庁の調査の結果を御覧ください。(タイトルに使った「からの」はどうでしょうね。認知はされている気がしますが・・・お笑いの前振りから使われるようになったのかなと思いますが使い方として正しいのかどうなのか・・・。常日頃、言葉には注意深くいたいと思っています。あえて使うことはありますが。)
実は、関連の記事でもっと気になった内容があります。それは、「読書離れ 全世代で」という内容です。これは一面にも出ていました。ちなみに一面には「もふもふ」という言葉は載っていませんでした。「調査は1か月に1冊以上の本を読むか。」という内容の質問に、「読まない」とした人が6割以上にのぼったということでした。23年度の調査ですが、これまでに5年ごとに取ってきた調査では、大体46〜7パーセントで推移してきたところが急増したというのです。スマートフォンやSNSの利用に押されての読書離れが加速している、と分析されていました。また、
「ネットやSNSの文章は短く、簡単に読めてしまう。本でまとまった量を読むことは、思考力を身に付ける上で、とても重要だ。」
と、文化庁の担当者が述べています。全くそのとおりだと思います。
お家ではいかがですか。学校では、図書の時間を使った読書や日常的な読書、学習での図書の利用、朝の読み聞かせや各教室での読み聞かせの機会など、本に触れる機会が多くあります。「読書貯金」など、読んだ本を記録する取組も行っています。
今回の記事に触れ、学校での読書や本に触れる機会を大切にするとともに、更に充実させ、子どもたちに生涯にわたって生きる良い読書習慣をつけさせていきたいなあと思いました。ぜひ御家庭でも意識して、本に触れる機会をつくったり、読書する時間をつくったりしてください。学校と御家庭が同じ姿勢で臨むことが大切だと思います。今後も何か一緒に取り組める機会をつくっていきたいと思いますので、その際には御協力よろしくお願いします。
長くなりました。そうそう、大人もぜひ読書をしましょう。秋ですし・・・まだまだ暑いですが!