9/25 ドットプロット 6年生
- 公開日
- 2024/09/25
- 更新日
- 2024/09/25
できごと
6年生は、昨日のつづきです。優勝する組はどこかをデータから予想していた6年生ですが、
9/24 優勝するのは 6年生
https://school.setagaya.ed.jp/swas/index.php?id=kii&frame=weblog&type=1&column_id=804060&category_id=46
新たに
ドットプロット
という考え方を知り、実際にやってみます。これは、数直線の上にデータをドット(点)で表した図のことです。今回は分かりやすいように、点ではなく丸数字で書いています。その中で最も多く出てくる値があります。これを最頻値といいます(「モード(mode)」ということもあります)。
この値は平均値ではありません。ドットプロットに表すことで、平均値を調べただけでは分からない数値のちらばりの様子が分かりやすくなり、その集団の特徴を比べる際にそれぞれのデータの最頻値を使うことがあります。
ということで、今回については、最頻値が最も高い「3組」が優勝するのではないか、という予想を立てることができるのです。
もちろんこれはデータの1つの見方に過ぎません。平均値が重要になる予想もあると思います。
今朝の新聞に「統計の専門家の育成が急務」という記事が出ていて興味をもちました。データが溢れる今の世の中ですが、データの見方や上手な活用方法が分からなければ宝の持ち腐れです。統計学専門の学部がなかったこと、日本の教育の中で統計学がほとんど取り扱われないことなどが原因に挙げられていました。
せっかく6年生でデータのおもしろさに触れた子どもたち。「データ」に興味をもったら、統計学の道はいかがでしょうか。