10/23 もとにする 5年生
- 公開日
- 2024/10/23
- 更新日
- 2024/10/23
できごと
5年生の算数です。
「AはBの何倍か。」
これを知るためには、どちらを「もとにするか」が重要です。この「もとにする」が難しい。例えばこんな問題(黒板の問題から)
「親バグは体重11kg、子パグは体重6kgです。親パグの体重は、子バグの体重の何倍ですか。」
パグの絵がかわいいです。ちょっと違う動物にも見えますが・・・。
わり算すればいいことが分かっても、どちらをどちらで割るかしっかり考えなくてはいけません。〇倍が必ずしも2倍とか3倍などと1倍よりも大きくなるとは限りません。逆から見ると小さくなる(1倍以下)ということも出てくるわけです。
そこで、どこに注目するかというと「は」と「の」です。
親パグ「は」・・・親パグについて知りたいんだな・・・
子パグ「の」・・・子パグの何倍かが分かればOKだから・・・
そんな風に考えて、結論「親パグが子パグ何個分(何倍)か分かればいいから、子バグで割る!」となり、
11÷6=11/6 答え、11/6倍
となります。いつも言っていますが、算数だけど国語なんですね。約1.8倍となり、大きくなっているからOKと確認もできるわけです。
逆の問題なら答えは、「6/11倍」となり、1倍よりも小さくなる、つまり子パグの方が小さい、よし!間違いないとなります。
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言いたいことが半分くらい伝わるとよいのですが・・・「もとにする」の考えはこの後も出てきますので、その時はもう少し分かりやすく伝えられるにしていきます・・・。