11/15 ならす 5年生
- 公開日
- 2024/11/15
- 更新日
- 2024/11/15
できごと
5年生の算数の学習です。
「ならす」
という言葉が出てきました。鳴らす?慣らす?成らす?
今回の「ならす」は漢字にすると「均す」という字(常用外、この後は平仮名表記します。)になります。字から分かるかもしれませんが、「平均」の学習です。
「ならす」とは、「平らにすること」とか「等しい大きさにすること」を表します。今回は、ジュースの量をならします。
5つのコップに入ったオレンジジュース、てきとうに注いだので量がまちまちです。これではけんかに・・・ということでならします。初めは右から左へ、左から右へと直接移したり、図で考えたりしていましたが、それぞれの量(ml)が分かったので、計算でも求めることにしました。一度全ての量を知るために足します。それを改めて5つに分ける・・・こうして求められた「ならした量」のことを「平均」といいます。日常の中で結構広い意味で「平均」という言葉を使っていますが、これが正しい平均の定義になります。
今回の「平均」の学習が、以前にお伝えした6年生のデータ活用の学習につながっていきます。
https://school.setagaya.ed.jp/swas/index.php?id=kii&frame=weblog&type=1&column_id=808257&category_id=46
今回5年生が学ぶ「平均」は、例えばものすごく極端に高いまたは低い値があると出てきたならされた数値に影響があります。あくまでも「平均」だからです。そこは、6年生などがやっていた「中央値」などとは大きく違うところです。
世の中に出てくる「平均」という値も、実際を反映しているかどうかは・・・数値を鵜呑みにはできませんね。