学校日記

12/2 単位量という考え方 5年生

公開日
2024/12/02
更新日
2024/12/02

できごと

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5年生の学習は、「単位量あたりの大きさ」の学習に入っています。

初めに出てきたのが「混み具合」です。ABC3つのうさぎ小屋の絵あります。形や大きさがばらばらのうさぎ小屋、そこにいるうさぎの数も違うようです。Bのうさぎたちは端に固まっており、ここだけ見たらBが混んでいるように見えるけど・・・

さてどうやって比べようかと考えていました。

A 6平米 9ひき
B 6平米 8ぴき
C 5平米 8ぴき
(教科書に「ひき」と載っていたのでそのまま「ひき」にしました。)

単純にこの数値から何が分かるでしょうか。

(1)まずAとBが比べられます。同じ面積で8ぴきと9ひきだから、数が多いAの方が「混んでいる」と言えます。

(2)そして、同じ数で面積が違うBとCも比べることができます。同じ数なら狭いCの方が「混んでいる」と言えます。

では、AとCはどちらが混んでいるでしょうか・・・分かりません。ということで方法を考え、伝え合っていました。図で考えを表現する子、式、線分図、言葉・・・様々でした。

AとBを比べたように、同じ数になるように「面積」の公倍数を見付け、同じ割合で増える数で比べる方法もありました。ただこの場合、今回の問題はすぐに公倍数が見付かるのでいいですが、とんでもない計算になる可能性も・・・そこで、

「1平米あたりの数」または「1ぴきあたりの面積」

で比べよう、というのが「単位量当たり」の考え方です。ただし、計算するまではいいんですが、数字が出てから答えを出すまでに「国語力」を必要とします。つまり多い方が混んでいるのか、少ない方が混んでいるのかをしっかり読み取り「こちらの方が混んでいる」と決めなくてはならないのです。出てくる数字が小数になりやすいので更に分かりにくくなります。(1)(2)と同じなんですけどね・・・やはり国語力大事です。ようく読んで答えてほしいと思います。