学校日記

12/9 和語・漢語・外来語 5年生

公開日
2024/12/09
更新日
2024/12/09

できごと

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5年生は、国語で「和語・漢語・外来語」の学習をしていました。こんな例文について考えていました。


近ごろの山登り人気の高まりにより、山の近くに道路や駐車場は、かなり混み合うものと思われます。


昨今の登山ブームで、山付近の道路や駐車場は、相当な混雑が予想されます。

全く同じことを言っているのに、受ける印象がだいぶ変わります。1には和語(もともと日本にあった言葉)が多く使われています。例えば、「近ごろ、山登り、高まり、かなり、混み合う、思われる」などです。平仮名ではなくても、訓読みをするものは和語です。一方、2は少しかたい感じがしたのではないでしょうか。こちらは、漢語(古くに中国から日本に入った言葉)が多く使われているのです。「昨今、登山、相当、混雑、予想」などがそれにあたります。さらに、2には、「ブーム」という外来語(漢語以外で外国語から日本語に取り入れられた言葉)が入っています。


日本語って柔軟な言語ですね・・・本当にすごいなって思うことがあります。文字の多さもですが、細かいルールが多くて、よくこんな言葉覚えたなと自分で感心するわけです。他の国で生まれて、後から日本語を覚えようとしても覚えられる気がしません。・・・と言うと、まるで逆は簡単みたいに聞こえるかもしれませんが、英語が話せるわけではありません・・・。