1/16 マ・ジ・で!? 5年生
- 公開日
- 2025/01/16
- 更新日
- 2025/01/16
できごと
5年生の熟語の学習です。
態度、見物、飼育、王様、綿毛、雨具、居間
たくさんの熟語が並んでいます。言葉としての読み方は分かるものが多いですが、それぞれの漢字が
「音読み」か「訓読み」か
の組み合わせは分かりますか。「音+音」「訓+訓」の組み合わせが多いですが、中には、「音+訓」や「訓+音」の組み合わせもあります。しかも複数の読み方がある熟語もあります。「見物」も「けんぶつ」「みもの」と読み方によってこの組み合わせも変わります。日本語の難しさです。
更に難しいことに、「特別な読み方」という名の「音読みでもない」「訓読みでもない」読み方もあります。
七夕
などです。これは全体で「たなばた」と読み、それぞれの漢字に読み方があるわけではありません。
「本気と書いてマジ」もこの仲間なのか・・・慣用的な使い方なのか・・・調べてみると、
【江戸言葉、噺家言葉として「真面目」などから作られた口語としての「まじ」「マジ」はかなり昔から存在していたようです。しかし漢字は不定のままできていたものが、1980年頃に「マジ」に「本気」と漢字をあてた例が出て、その後、若者言葉・表音としての「マジ」が広まり、活字や文字でも使われるようになった】そうです。
ということは、正確には、「真面目に言って」といったものが「まじで」として使われていたわけで、マジは「本気」ではなく「真面」・・・真面で(マジデ)!?
・・・でも「真面目」も調べるといろいろ出てきてキリがありませんので、今日は、マジでこの辺で終わりにします。そしてここまできて気が付きましたが、今は、「ガチ」全盛で
マジ < ガチ
ですね、ガチで・・・「ガチ」と「ワンチャン」は使い方が難しいです。