1/17 ツカッター! 2年生
- 公開日
- 2025/01/17
- 更新日
- 2025/01/17
できごと
2年生の図工で初めてのカッターナイフ(以下、カッター)を使う学習がありました。
カッターは、作品を作るのにとても便利な道具ですが、使い方を間違えるとけがにつながりやすく注意が必要です。まず初めに安全に使う使い方についてしっかり指導する必要があります。初めの授業には、校内で補助の教員等を複数入れ、授業を行いました。
前半は、カッターの安全な使い方について丁寧に説明しました。カッターを使うときの約束、持ち方、注意点・・・いろいろ話していくと、怖がる子どもたちも。大丈夫、正しく使えば安全で便利に使える道具です。それに、怖い、使い方を間違えると危険、と思う気持ちをずっと持っていてくれれば安全です。
説明が終わり、道具が配られました。今日は、画用紙にプリントされた様々な線を切って練習をします。縦線、横線、斜め線、なみなみ線、四角・・・いろいろな線がありますが、基本は「奥から手前にまっすぐ切る」です。そうできるように、紙を上手に動かします。
切る時は、紙などを押さえる「左手」(右利き想定で書きます。左利きの場合は逆。)をどこに置くかが大切です。カッターでけがをするのは、カッターを持っている手ではなく、もう一方の手です。切る先にその手がなければ、まずけがをすることはありません。とはいえ、切ることに夢中になると子どもたちの意識から左手がどこにあるかが抜け落ちることがあります。この日は、そのことが子どもたちの意識に残るように、繰り返し左手の位置への注意を促しながら様子を見ました。
スーッと切りやすい刃の角度や力の入れ方も徐々につかみ、いろいろな線を上手に切ることができるようになりました。「切れた!」と切った紙に指を通してうれしそうです。
カッターが使えると、表現の幅も広がります。これからも安全に、便利にカッターを使っていってほしいと思います。
カッターを使っていると、教員が時折(割と頻繁に、そしてもちろん無意識に)、
カッターをつかったー・・・
という言葉を口にするのに、私の耳はいちいち反応してしまいます(駄洒落耳)。子どもたちはほぼ反応なしなんですが、途中、ある子が、
「ツカッター」
とつぶやくのが聞こえて、一人「ふふふ」となりました。