学校日記

2/20 1とすると 4年生

公開日
2025/02/20
更新日
2025/02/20

できごと

4年生の算数です。〇倍という言い方について、考えています。


表で、「2年生が50m走る」「5・6年生が100m走る」という風になっています。「どちら」が「どちらの」何倍か。それが問題です。


「5・6年生(100m)」「2年生(50m)」だと、100÷50=2 → 2倍!


これはいいんです、でも逆ならどうでしょう。


「2年生(50m)」「5・6年生(100m)


数字に紛らわされずに、50÷100=0.5 → 0.5倍


という風に計算できるでしょうか。難なくできる人もいるでしょうし、都度考えてしまうという人もいると思いますが、苦手な人は、赤の大文字にした「は」「の」に注目するのも1つのポイントです。これでどちらをどちらで割ればいいか分かるという「国語型」の解決ですが・・・


そしてこれを言い換えて、「2年生を1としたとき」の「5・6年生」は・・・

その逆も、「5・6年生を1としたとき」の「2年生」は・・・


出ました!


「○○を1とすると」


これは、分からない子にとっては果てしなく分からない・・・厄介なやつです。相対的な大きさの表現として基準としての1を決めるわけです。〇倍と言っていたものと変わらないんですが・・・ここは丁寧に進めたいところです。