２年生の算数では、「分数」の学習をしています。

２年生で分数？難しそう！

そうですね。２年生では、「１つのものを〇個に分ける、その１つ分が〇分の１です。」という分数の表し方を知るところまでの学習で、分数の本格的な学習は３年生、４年生、５年生、６年生と続いていきます。その一番基礎の部分を２年生で学習するわけです。これが今後の分数の学習の素地になっていきます。

折り紙を折ったり切ったりして分数の大きさを表すなどの方法で分数について学習をしていました。

次の３年生の分数は結構難しく、一度大きな壁にぶつかります。そもそも一口に「分数」といっても、用い方による分類（分割分数、量分数、単位分数、割合分数、商分数）があり、同じ分数でも全く違うものと捉える必要があるからです。簡単に言うと、「１／２ｍ」という実際の長さを表す分数と、ある長さの「１／２」という長さを表す分数が出てきます。どちらも長さを表していますが、後者は「ある長さ」の長さによって長さが変わってきます。

・・・そんな風に、２年生での基礎をベースに、各学年で分数の学習が続いていきます。ワインディング分数ロードの始まりです。それぞれの学年で学習する内容を都度しっかり身に付けていきましょう。