学校日記

4/21 自分にできること 5年生

公開日
2025/04/21
更新日
2025/04/21

できごと

各学年、何か新しいことが始まりますが、5年生にもいくつか新しく始まることがあります。その1つが「家庭科」の授業です。


家庭科というと、まず思い浮かぶのが「調理実習」かもしれません。「裁縫」を楽しみにしている子どももいることでしょう。家庭科は「衣」「食」「住」の生活全般について広く学び、快適に生活していく知識をもち、経験を積む学習です。その学習の範囲は結構広く、環境について考えていく学習や、最近では「消費者教育」などにも力を入れているところです。


さて、5年生の初めの学習は、自分の生活を見つめ直すところから始めていました。1日の生活を振り返ってみます。そこから「家庭にはどのような仕事があるか。」「それを担っているのは誰か。」をまとめていました。分類は、「食べることに関係する仕事」「着ることに関係する仕事」「住まいのことに関係する仕事」です。まさに、衣食住です。これをすると、いろいろと気が付くことが出てきます。気付いたことや問題点、そして「自分でできるようになりたいこと」を挙げていました。


今回この学習をやってみて、「お家の方にかなりの部分をやってもらっている」という子が多かったのではないかなと思います。と同時に、子どもたちは、何か自分でしたい、という思いももったことと思います。高学年になり、ちょうどよい時期ですので、お家の中のお仕事を何か担っていく良い機会です。これまでやっていることもあると思いますが、それに加えて何ができるか、家族の一員としての役割について、(子どもたちの意欲を大事にしていただきつつ)お家でもぜひ話題にしていただければと思います。