学校日記

5/13 わり算→ 3年生

公開日
2025/05/13
更新日
2025/05/13

できごと

3年生は「わり算」の学習に入っています。こんな問題です。


12このあめを3人で同じ数ずつ分けます。1人分は何こになりますか。


「等しく分ける」というわり算です。わり算のことを「等分する」と言うことがありますね。今回問題で分かっているのは、


あめが12こ

3人で同じ数ずつ分ける


ということです。計算の方法を考えていくために、まずは実際に分けてみます。あめでもいいですが、あめに見立てたおはじきを使っていきます。実はこれは「具体物(あめ)から半具体物(おはじき)へ」1つレべルが上がっているということなのです。「3人」なので、3つお皿に「12こ」のおはじきを分けていきます。


まず1つずつ置いて、まだ残っている。

もう1つずつ置いて、まだ残っている。

さらに1つずつ置いて、まだ残っている。

さらにさらに1つずつ置いて・・・ちょうど同じ数ずつ配ることができた!1人分は4こ!


ということになります。その後、それぞれの考え方で計算の仕方も考えます。引き算、かけ算を使ってこのことを表現していました。その中で、


3×□=12

   ↑

4が入る


という考え方が基になって、かけ算で解決できることを確認し、等しく分けることを、


12÷3=4


と「わり算」で表すことを学習していました。そう、わり算はかけ算なんです。そうすると2年生でがんばって覚えた「九九」が生きてきます。生きてくるというか、九九そのものです。これからも何年生になっても九九はずっと使っていきますので、ぜひ覚えて終わりではなく、ミスゼロ、そして少しでも速く答えが出せるように、今後も磨き続けてほしいと思います。