学校日記

5/13 比例 5年生

公開日
2025/05/13
更新日
2025/05/13

できごと

5年生の算数は「比例」の学習です。


比例とは、伴って変わる量、黒板には、


~が~れば、~も~。


と書かれています。一方が増えたとき、もう一方も増える関係、ただしその増え方として、一方ともう一方が「同じ割合」で増えていくのが比例です。教科書の定義で言えば、「一方が2倍,3倍,……になれば他方も2倍,3倍,……となる」ということです。この定義からいくと世の中には、比例のようで、比例ではないものが結構あります。


「比例していそうで比例していないもの」をAIに聞いてみました。


AI:

比例しているように見えるけれど、実際には比例していないものはたくさんあります。例えば、「商品の価格と数量」、「時間の経過と作業の進捗」、「雨量と道路の渋滞」などが挙げられます。その他の例として、「個人の年齢と健康状態:」「勉強時間と試験の成績」「収入と生活費」・・・


確かに言葉としてついつい「比例している」と言ってしまいそうになることがあります。そういう場合、伴って変わってはいますが、定義的に厳密に言えば「比例」はしていません。後は、不確定な要素が入ると厳密には「比例」ではなくなります。機械的に継続して続く動きやそれにともなう増減についてでないといけません。「時間の経過と作業の進捗」なんて、まさにそうです。人間の集中力はずっと一定ではありませんね。作業効率が落ちる時もあります。鋼の集中力がほしいです。「勉強時間と試験の成績」・・・やればいいというものではない、でもやったことは無駄にはなりません・・・。



比例からは、だいぶ話が離れてきましたが、比例について考えていくと、多分に人生の教訓めいたものについて考えさせられるなあと思いました。

年を重ねるごとに話が説教じみて・・・←「比例」していない!