学校日記

5/14 投げる 2年生

公開日
2025/05/14
更新日
2025/05/14

できごと

2年生が体育で、「投げる」運動をしていました。


ボールを投げる動作は経験の差も大きく、得意不得意が分かれやすいです。毎年行っている体力テストでも、全体的に低い数値になることが多く、体育などの時間にボールを使ったゲームを通して、また、今回のように投げること自体の練習も取り入れています。


ボールは肩を回転させて投げます。大事なのは肩を回転しやすいように体を半身(はんみ)にして投げる前の姿勢を作ることです。ボールを持った手が後ろになるように、構えます。体が開いて前を向いた状態だと肩を回せず、腕だけで投げることになり、飛距離は出ませんし。体は半身にしても投げる時に早く体が開いてしまうと半身にした効果も薄くなります。


ボールを投げ出す角度も大切です。真っすぐ前ではなく、少し上、斜め45度くらいに向かって投げると飛距離が出ます。その「形」を教わって試していました。慣れていない動きなので、初めはすこしぎこちなくなりますが、その動きに慣れてくれば、少しずつ遠くにボールを投げることができるようになります。動きを覚えたら、どんどん普段の遊びのドッヂボールの中などで「使って」いってほしいです。使うことによって、その動きが体に馴染んでいきます。


まずは、5月末に行われる体力テストまでにコツをつかんで、少しでも記録を伸ばせるといいですね。まだ結果には表れなくても、これから覚えた投げ方をどんどん使っていき、投げる力を伸ばしていってほしいと思います。