２年生は、国語「たんぽぽのちえ」の音読をしていました。学習する場面を挙手した子が順に読んでいました。すらすらと読めていました。とても上手です。

・内容をしっかりつかんでいるからすらすら正しく読める。

・すらすら読むことで内容をつかむことができる。

逆のことを言っているようですが、どちらも正解だと思います。音読はとても大切な学習です。内容をしっかりつかむことで正しく読むことができ、正しく読むことで内容をつかむことができます。特に「声に出して読むこと」で効果は大きくなると思います。小学校の時、音読が大好きでした。あの頃だと、今とは違って、教科書中心の学習でしたので、理科、社会など、国語に限らず「教科書を読む」という活動がとても多くあって、音読が大好きな私は全部手を挙げていました。・・・あまり科学的な話、論理的な話というよりは、経験上の感覚的な話ですが、音読の学習効果は様々な面で高いと思います。中学校、高校の古典、漢文などの学習でも生かせた経験があります。「ひたすら音読する」だけで、私は漢文の白文が読めるようにまでなりました。やったのは「音読」、声に出して読むということだけです。もちろん意味も分かるようになります。漢文無双でした・・・私の記憶が正しければ、ですが。

少し話が逸れましたが、国語の「音読」、大切に取り組んでほしいと思います。宿題でも出されていると思います。御家庭の御協力をいただき、学校だけでは取り組めない音読する機会を取ることができています。ありがとうございます。ぜひプラスアルファで取り組むのもおすすめです。正しい文章を読むことで、正しい文章を書く力にもつながっていきます。これは大人になってからも役立っている力です。ビバ音読です。