学校日記

6/9 古典芸能鑑賞教室の続き&中休み

公開日
2025/06/09
更新日
2025/06/09

できごと

6年生の古典芸能鑑賞教室、有名な狂言「附子(ぶす)」を鑑賞した後は、ワークショップです。狂言の声の出し方などを体験します。


「このあたりのものでござる。」
「かしこまってござる。」
「こころえました。」


狂言独特の抑揚が付きます。みんなで声に出して言ってみます。先生の言葉に合わせて。

(先生)給食を全部食べます

(児童)「こころえました。」

(先生)家の手伝いをします。

「こころえました。」

(先生)スマホもゲームもしないで10時間勉強します。

(児童)「こころえました。」

・・・約束してしまいましたね。


そして、驚く表現も「附子」に出てきていたことを確認します。

「これはいかなこと。」


これは例えばこんな時に言います。

・筆箱を開けたら鉛筆が全部折れていた!「これはいかなこと。」
・自転車乗ろうとしたらペダルがなかった!「これはいかなこと。」
・帰ろうとしたら靴がない!「これはいかなこと。」
・今日は給食がありません!「これはいかなこと。」


松田優作さんの「なんじゃこりゃ!」に近いですかね。


声に出してどんどん言わないと忘れてしまいます、と先生。私は忘れしまうので、メモメモ。

もっと驚いたときの表現は、


「なむさんぼう(南無三宝)。」


だそうです。こちらも、「附子」の中に出てきました。


狂言には、古典ではなく、新作もあるそうです。最近だと、「桃太郎」を狂言にしたものや、「鬼滅の刃」の狂言なども上演したそうです。おもしろそうですね。煉獄さーん!


さて、古典芸能教室が終わって、用賀小学校の皆さんは帰っていきました。京西小学校の子どもたちで会場の片付けをしました。イスをささっと素早く片付けてくれました。ありがとうございました。



そして中休み、古典芸能教室のためにチャイムを止めていたので、10時20分を過ぎても「しいん。」としていましたが、放送が入り中休みが始まりました。朝からくもっていましたが、なんとこのタイミングで太陽が!


「これはいかなこと。」


と6年生が思ったかどうかは分かりませんが、週間天気予報がほとんど雲に覆われていたので、突然の晴れに驚きましたが休み時間が終わる頃には太陽は隠れていました。


3年生が羽化したモンシロチョウを放していました。しばらくお礼を言うように止まっていたモンシロチョウ、急に飛び立ち、3年生もびっくりしていました。


「なむさんぼう。」