6/30 かさをくらべる 2 年生
- 公開日
- 2025/06/30
- 更新日
- 2025/06/30
できごと
+3
2年生の算数は「かさ」の学習に入っていました。水などの液体の量を比べる学習です。
お互いの水筒の大きさを比べるために、お家にあったコップ何杯分かを調べたこうたくんとあみさん。こうたさんは4杯分で、あみさんは5杯分でした。あみさんの水筒の方がたくさんの水が入るのでしょうか。次の日、水筒を持ってくると・・・こうたさんの水筒の方が大きくてたくさん入りそうです。なぜ!?また名探偵が登場しそうですが、名探偵の登場を待つまでもなく、2年生には答えが分かっていました。
「コップの大きさが違った。」
そうです。コップの数で比べるならば、「同じ大きさのコップ」で比べなくてはなりません。それが「単位」の考え方につながります。世界中どこでも同じ単位で比べられるように、共通の大きさのコップがあった方が便利です。実物を動かしながら、授業が進んでいました。実物を使うことで、初めにイメージをしっかりもてそうです。L(リットル)から学習する進め方もありますが、今回2年生は、初めのかさの単位として「dL(デシリットル)」を習いました。この1dLを測ることができるコップなら何杯分か(何dLか)で比べることができます。学習の中で、子どもたちに必要感や必然性をもたせることが次の学習につながっています。自然と子どもたちの考えが出てきていました。
これは算数に限らずだと思いますが、発表者の方に、すっと体を向ける2年生の姿が立派でした。