学校日記

6/30 白黒 6年生

公開日
2025/06/30
更新日
2025/06/30

できごと

6年生が、図工で白と黒の世界を表現しています。その名も、「モノクロワールド」★☆かっこいい!白と黒(と灰色)を使って表す切り絵のような世界です。


切り絵っぽい夜空の花火を表現している子もいれば、黒と灰色を漫画のトーンのように使ってツヤまで表現している子もいます。これは上手に技術を転用したと言えるでしょう。


白と黒なので、真逆の世界を並べるというのもおもしろいです。表と裏のように対比させるとそれぞれが際立ちます。


5枚目の作品は、この先がどうなるか気になった作品です。ホワイトボードには、「1、紙を切って、白の世界、黒の世界をつくる。」「2、白(or黒)の世界を表すテーマを決めて、切った紙で表す。

」と書かれているので条件の範囲内です。「こういう発想はなかったな。」小学生の作品には、必ず想像を超えて来るものがあるので、おもしろいです。


全体的にも、作品に幅があるというか、捉え方が様々でおもしろいと思いました。捉え方次第で、作品の方向性も幅が出てきます。これまでに見たもの、感じたもの、経験したこと、人との関わりが表現に反映されているのかなと思います。いろいろな経験をしたり、見たり、聞いたり、感じたり、食べたり(?)したものは、直接的ではないにしろ、自分の中に取り込まれているのかもしれません。それは何も特別な何かではない気がします。日々の暮らしの中にある何気ないいろいろが、私たちを形作っている、そして子どもの時代のそれは特に影響が大きいのかなと思います。そう考えると、日々の子どもとの接し方にも背筋が伸びる気持ちです。


そうそう、この記事のタイトルを書くときに、外国語、外国語活動の記事が続き、思わず、「Black&White」と書きそうになりましたが、やはり思い浮かんだのは、「白黒」です。白黒からだいぶ話が飛びましたが・・・