少し前になりますが、５年生の体育でソフトバレーボールをやっていました。この時期、水泳指導があり、校庭では暑くてほとんど体育はやりませんし、体育館体育も少なくなっていますが、天候で水泳指導ができなかったときなどには、予定変更で体育館体育を行うこともあります。

体育のいろいろな種目でも御紹介していますが、実施する学年や実態によりルールを調整して行います。ソフトバレ―ボールもそうです。この日行っていたルールは、

・相手が打ってきたボールをキャッチ。

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・味方にやさしく投げてトスをし、そのボールをアンダーハンドパスで相手のコートに返す。

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・相手が打ってきたボールを・・・

という感じでラリーを続けていました。これならラリーもうまくつながりやすくなります。バレーボールが難しいのはいくつかポイントがあると思いますが、「後ろから来たボールを前に返すこと」ではないでしょうか（分かりますか？）。ポジショニングと体の向きをどちらに向けるか、瞬時の判断が必要になります。今回のルールは、その点をクリアできるルールだなと思いました。打たれたら、落下地点に入ってキャッチ。キャッチした子が、ささっと前方に移動し、やさしく投げてそれを前向きにアンダーハンドパスで返すのです。本来なら、①セッターに返して、②トスを上げ、③アタック（相手に返す）という流れですが、これを正確に行うのは経験がないとなかなか難しいです。その１番難しい①から②へのやり取りをカットでき、返しやすい態勢で相手にボールを打ち返すことができます。

言葉だけの説明では分かりにくいですが、ラリーも続いて、楽しそうにプレーしていました。そのことが、上手にルールの調整ができているという証です。