３年生の算数「わり算や分数を考えよう」という学習です。

この日は、教育実習生の研究授業でした。もとの大きさが違う数字を等分した数について考える時間です。ある長さを１／４した長さと別のある長さを１／４した長さ、どちらも「１／４の長さ」だから、同じ長さになる？違うとしたらどうして？そんなことを考えていく授業でした。

初めの写真、つかみのマジックショー・・・ではなく、前の時間に使ったテープを使って作った輪飾りを提示して、その整った形から、前の時間に作ったテープの長さや太さが均一であったこと示しているところです。

さて、子どもたち、２つの「１／４の長さ」が「違う」のは分かるけれど、何でと言われると何と説明してよいのか・・・図や言葉、数字で書き表して考えていました。そして、ペアでの交流などで考えがまとまり、

「もとの長さが違うから、１／４した長さも違う」

とまとめることができました。

緊張していたようですが、それを助けるように子どもたちが一生懸命がんばっている姿に、この３週間ほどの期間に子どもたちとしっかり関係を作って時を過ごしてきたのが伝わってきました。

大学の指導の教授にも参加していただき、放課後に協議会を行い、授業のアドバイスや実習を通しての感想、励ましなどを実習生に伝えました。京西小学校での実習の経験が将来の役に立つとうれしいです。実習は、連休明けの４日までです。保護者の皆様には、実習生受け入れに関して御理解、御協力をいただきありがとうございました。