学校日記

11/4 ガイヤ 5年生

公開日
2025/11/04
更新日
2025/11/04

できごと

5年生の国語「和語・漢語・外来語」です。


和語というのは、日本固有の言葉で、一般的に訓読みされる、例えば「やま(山)」「かわ(川)」のような言葉です。漢語は、中国から伝わった言葉で、音読みで読まれる、例えば「山脈」「河川」のような言葉です。外来語は、漢語以外の外国から入った言葉で、「ピアノ」「パン」など、主にカタカナで表記されます。いずれも日本語として使われますが、1枚目の写真のように、同じ内容を伝える文章でも、使い方次第で、 伝わり方が少し変わるので、用途に合わせて使い分けていく必要があります。


ひと通り、それぞれの特徴について学び、それぞれを入れた文章を作っていました。


どんどん言葉を獲得していく小学生、時に音だけで言葉を認識して、正しく使えていないこともあります。例えば、タイトルにした「ガイヤ」という言葉、漢字にすると「外野」です。ドッチボールなどのゲームで子どもたちにもおなじみの言葉ですが、子どもたちがタイトルのように片仮名で書いているのをよく見ます。子どもたちの中で、この言葉がどう理解されているのだろうか、と不思議に思ったことがあります。もしかしたら「外野」には変換されていないのかもしれませんし、「ガイヤ」という片仮名の言葉として認識されている、あるいは、外来語のような感覚で使っている可能性もあります。確かにありそうですよね。ガイアですかな?いずれにしろ、今回の学習のような中で、しっかりと分化をして認識し、正しい言葉を獲得していくのです。5年生くらいだとちょうどそうやって正しい知識がしっかりと入っていきやすいかもしれません。


ちょっと違うかもしれませんが、子どもの頃、テレビで言う、


「ゴランノスポンサーノテイキョウデオオクリシマシタ。」


という言葉が何を言っているのか分からなかったのを覚えています。正しく表記すれば、「御覧のスポンサーの提供でお送りしました。」ということで大人にとっては何ということのない文なのですが、「御覧の」「スポンサー」「提供」といった言葉の意味が分からなかったからだと思います。


言葉関連で、後半の写真は、外国語の授業で、ライティングの練習をしている5年生です。

世田谷区立京西小学校 | 学校日記 | 10/22 鳥獣戯画と外国語 6年生

先日6年生でも「書く」学習の様子をお伝えしましたが、5・6年生の外国語の授業では、書くことも大切にして学習しています。先生が間違えやすいAアルファベットをしっかり書けるように黒板に書いています。みんなきれいに書けていて感心しました。