12/3 速さも単位量 5年生
- 公開日
- 2025/12/03
- 更新日
- 2025/12/03
できごと
+7
算数で「単位量あたりの数」の学習が続いている5年生、様々な状況の問題で、「単位量あたり」という考え方にも慣れてきたようです。
例えば、面積とお米の獲れた量の表があります。「どちらがよく獲れたか」を比べるとき、面積とは関係なく単純に収穫量が多い方を「よく獲れた」とすることもあると思いますが、算数で「よく獲れた」と言う場合には、「効率よく」というニュアンスを含み、条件を整えます。その場合に比べ方はふた通りです。
「同じ面積あたりの収穫量」で比べるか、「同じ収穫量あたりに使う面積」で比べるか
ということになります。この比べ方を考えていました。前者の意見が多かったようです。この場合は、面積あたりの収穫量で比べることが多いでしょう。
それから現在は単元の後半に入っていて、「速さ」の学習に入っています。そうです。「速さ」も「単位量あたりの数」です。子どもの頃は、何となく、
「100キロ」
というスピードがあるような気でいましたが、これは正確には時速100キロメートル。つまり、そのままのスピードで進むと、1時間あたり100km進む速さであることを表しています。分速、秒速も同じです。公式を覚えて当てはめて計算する子が多いと思いますが、こう考えることができれば、公式を覚えていなくても、意味を考えて式を立てることができるはずです。機械的な計算ではなく、そうして考える力も大切です。