12/2 てこ 6年生
- 公開日
- 2025/12/02
- 更新日
- 2025/12/02
できごと
+5
理科で「てこ」の学習をしている6年生、これまで実験機を使って「てこ」の仕組みについて学んできました。この日は、実際に「てこ」が利用された道具を使って、どのように「てこ」が使われているかを考えていました。「てこ」には、大きく3つの種類に分けられます。
第1のてこ
支点が力点と作用点の間に位置するてこ。
例:シーソー、ペンチ、ハサミ
第2のてこ
例:栓抜き、空き缶つぶし
第3のてこ
力点が支点と作用点の間に位置するてこ。
例:トング、ピンセット
これ、身の回りの物に当てはめていくとイメージしやすいと思いますが、道具の種類によってどのてこかが変わることもありますので注意です。(例えば、支点が後ろに付いた和ばさみは同じ「はさみ」でも第3のてこの仲間に入ります。)
私が行ったときには、ペンチを使って針金を切り、様子を観察していました。ペンチは「第1のてこ」ですね。手前の力点に力が加わる(握る)と支点の先にある作用点も締まります。それで物をつかんだり、潰したりします。更に支点の近くには刃が付いているのでそれほど力を加えずに針金を切ることができます。・・・あまりペンチを使ったことがない児童が多いようで結構使い方に戸惑っていました。意外でしたが、確かに、プラモデルなどを作らないとあまり使わないかもしれませんね。
ええっ!これも「てこ」なの!?
生活の中で、そんな「てこ」に出会えると(そしてその仕組みを理解できると)興味がわくかもしれませんね。何がおススメかな・・・。ぜひお家の中も探検してみてください。