12/5 別の学級では 6年生
- 公開日
- 2024/12/05
- 更新日
- 2024/12/05
できごと
先日、「書く」学習で教科書以外の鳥獣戯画から学習を活かして書く活動をしている様子をお伝えしましたが、別の学級では、教科書の学習の後、筆者の工夫を知り、それを活かして、
和食のみりょく
について書くようです。
寿司、蕎麦、もつ鍋、豚汁、親子丼・・・
選んだ素材は様々ですが、みんな今回学んだ文章を書く工夫を意識して書き始めていました。
ここからは少し違う「和食」の話です。みなさんだったら、和食と言われて何を思い浮かべますか。和食は、平成25年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。まあ「無形」というだけあって「和食」の範囲は広いのですが、世界無形文化遺産としての和食は以下のような特徴があります。
以下「農林水産省Webサイト」より
(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/)
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南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。
このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
「和食」の4つの特徴
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。
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(速報)
本日、「伝統的酒造り」もユネスコの無形文化遺産に登録が決定したようですね。おめでとうございます。お祝いに一杯・・・