少し前の１年生の算数です。

「５」という数字をブロックで並べます。まずは横一列で。その後、５つのブロックを使ってマス目の中に様々な５を作っていきました。

これも５

これも５

これも５

と確認をしました。ここまではブロックを並べるパズルの遊びのように進んできましたが、ここから一気に学習に入っていきます。それぞれ作った５がいくつといくつで５になっているかを確かめました。

上に２個でその下に３個

上に４個でその下に１個

など、ブロックで並べたものについて明らかにしていきます。これは「５」という数字が、いくつといくつでできている数字かを学ぶ学習です。この数の感覚はとても大切です。

１と４で５

２と３で５

３と２で５

４と１で５

それぞれの数字について、このように数字の構成を考えていきます。ここで鍛えた感覚がこの後の学習に生きてきます。「１あるから、５にするためには、あと・・・」といった風に逆に考えることもできるようになります。前にも書きましたが、今後の学習につなげるために、この時期にしっかり手でブロックを動かして操作し、考えていく活動が大切です。１年生、数字の感覚を作っていく時期です。