学校日記

6/3 予想 4年生

公開日
2025/06/03
更新日
2025/06/03

できごと

今日2つ目の「挙手アップ後ろから写真」、好きな構図がばれてしまいますね。


さて、4年生の理科「電流のはたらき」の学習で激論が交わされていました。電池の向きを変えると電気の流れはどうなるか、意見を出し合っています。乾電池にはプラス極とマイナス極がありますが、乾電池のプラス極からだけ電流が流れているという考え方と、両方の極から電流が流れているという考え方が出て、それぞれ例を出しながら説明していました。


結論を申し上げると、乾電池の電流には、プラス極から出てマイナス極へという流れがあり、これが電気の流れになります。電気「回路」という言葉が示す通り、電流の流れは1つの輪のように「回る路(みち)」になっているわけです。


細かい主張までは分かりませんでしたが、どちらの意見も自分の経験などを基にして自分の考えを説明していて、両方とも聞くと「うんうん」と納得してしまいそうな意見でした。


いいんです!間違えて!


2年生の算数の記事で予想が大切であることを書きましたが、理科でもただやってみて「こうだった。」ではなく、「こうなるのではないか。」「それは○○だから。」と根拠に基づいた、あるいは、経験に基づいた「予想」が大切です。子どもたちは、間違いを恐れてしまいがちですが、間違ったからこそ覚えていくこともあります。むしろより鮮明に記憶に残っていくかもしれません。その過程が大切です。


そういえば、これは以前に紹介した「車」のキットを使って実験を進めていると思いますが、まだ実験の現場に出会えていません。今度狙っていきたいと思います。私の予想では・・・いや、これは「予想」しても仕方ない・・・「予定」を確認します。