学校日記

10/22 有名な兄弟 4年生

公開日
2025/10/22
更新日
2025/10/22

できごと

4年生が国語で短文づくりをしていました。国語の教科書に定期的に載っている「漢字の広場」です。カンジ―博士の姿も見えます。「漢字の広場」では前の学年で学習した漢字(熟語)が出てきます。その字や熟語を使って、短文づくりをすることで、漢字の知識をより使えるものにするための復習コーナーなのです。


ちょっとおもしろい文章を作ってやろう。


そんな気持ちにさせますよね。私もこれ小学校のときものすごく好きでした。イラストもあるので、それに関係する形でもいいですし、イラストとは関係ない文章でもOKです。文章を正しく書く練習、漢字・熟語を正しく使う練習に有効です。



さて、話は変わりますが、「有名な兄弟」と言われると誰を思い浮かべますか(姉妹でも!兄妹でも!姉弟でも!)。


ライト兄弟?

阿佐ヶ谷姉妹?

LLブラザーズ?

だんご三兄弟?


4年生に聞けばきっと(!?)こう答えるでしょう。


「玉川兄弟」


と!社会科で玉川上水についての学習に入った4年生、その開削の指揮をとった江戸時代の人物です。


玉川上水の学習では、イメージマップのように学習内容を考え、まとめていくようです。スタートには、


「玉川兄弟は、どのようにして玉川上水を作ったのだろうか。」


と書かれ、そこから線を延ばして「ルートについて」と書いているところでした。こうして学習の課題を挙げていきます。

(昨日載せた写真の方が少し進んだところの内容でした。)


ちなみに、玉川兄弟が作ったから玉川上水なのか、玉川上水を作ったから玉川兄弟なのか・・・え?気にならない!?いやいや、気になりますよね。調べてみたところ、


・・・兄・庄右衛門、弟・清右衛門の2人は、多摩川沿いの地域の農家であったとの説が有力で、玉川上水は1653年から工事が行われ1654年までに開通、これにより兄弟は「玉川」の姓を名乗る事が許され、上水の管理も玉川家の世襲とされた・・・


ということでした。つまり、「玉川上水を作ったから玉川兄弟」というわけです。玉川上水の「玉川」は、「多摩川≒玉川」ということだと思います。以上、玉川兄弟、玉川上水に関する豆知識でした!