12/3 防火施設 3年生
- 公開日
- 2024/12/03
- 更新日
- 2024/12/03
できごと
3年生の社会科、ようやく防火施設を見学している様子に出会えました。
先日は、各部屋の煙感知器などを探して回ったようですが、この日は消火栓などを学級で回りながら確認していました。
先生が消火栓を開け、中も見せてくれました。中にはホースがぐるぐるになって入っています。先生が聞きました。
「これはだれが操作するんですか。」
一瞬「こういうものは大人が操作するもの」という考えがよぎったようですが、ちょっと考えて、
「だれでも」
と答えました。正解です。緊急時には、子どもも(もちろん自己の安全が第一です)も含め、誰でも操作して消火活動を行うことができます。近くの大人に知らせる、というのも正解でしょう。
昔は「1号消火栓」が主流でした。これは「平たいホースで、二人以上で操作するもの」ということで、水を出す操作が「筒先」でできず、必ず2人以上で操作しなくてはならないものでしたが、最近は、「2号消火栓」あるいは「易操作性1号消火栓」と言われる「丸いホースで、ひとりでも操作できるもの」に置き換わっていっています。学校にあるのも後者です。
この後、火を使う給食室の中の消防施設も見学して戻っていきました。学校には他にもいろいろな防火のための施設があるので、たくさん見て学んでほしいと思います。
副校長になると、学校施設の防火管理者になるために、防火管理者・防災管理者の資格を取得するために消防署の講習を受けます。分厚いテキストを持って2日間の講習、私も受けました。ということで、学校の防火管理者は副校長が務めます。ご参考までに。